講演会・セミナー

2018年

公益財団法人中部圏社会経済研究所 研究報告・定例講演会(第54回)

テーマ

研究報告会

1.「リニア中央新幹線の経済効果~中部圏経済白書2018より~」

2.「中部圏における人口減少と将来の労働力不足について」

定例講演会

「人口減少社会における日本・中部圏の課題と未来」

日付 2018年11月16日(金曜日)
会場

名古屋マリオットアソシアホテル 16階「アイリス」

講師

明治大学政治経済学部教授 博士 加藤 久和 氏

今回は名古屋市で開催いたしました。

研究報告会では、当財団の研究部主任研究員の難波 了一が「リニア中央新幹線の経済効果~中部圏経済白書2018より~」、同部研究員の須永 泰典が「中部圏における人口減少と将来の労働力不足について」の報告を行いました。

定例講演会では、明治大学政治経済学部教授の加藤久和 氏が「人口減少社会における日本・中部圏の課題と未来」をテーマに、人口減少・超高齢社会と少子化問題、地方消滅と一極集中の是非、経済成長と新たな担い手を求めて、財政・社会保障政策はどうあるべきか? について講演いただきました。

当日は、109名の方が熱心に聴講されました。

定例講演会の講演録は、調査季報「中部圏研究」vol.206に掲載しております。

シンポジウム「スマート農業の進展がもたらす新しい農業と産業の姿」

テーマ

スマート農業の進展がもたらす新しい農業と産業の姿
~中部圏の強みを活かしたイノベーション実現に向けて~

日付 2018年10月22日(月曜日)
会場

明治安田生命名古屋ビル 16階大ホール

講師

■基調講演
 講演1.

 「Society5.0を構成する農業・食品分野の革新への取組み」
   国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
      理事(産学官連携担当)  折戸 文夫 氏
 講演2.
 「日本農業の新たな潮流
    ~アグリビジネスの台頭、スマート農業の実用化~」
   株式会社日本総合研究所創発戦略センター
      エクスパート(農学) 三輪 泰史 氏
 講演3.
 「甘くない企業参入とスマート農業」
  株式会社日本経済新聞社編集委員 吉田 忠則 氏


■パネルディスカッション
<モデレーター>
 福島大学農学系教育研究組織設置準備室室長
       教授・農学博士 生源寺 眞一 氏
<パネリスト>
 株式会社日本総合研究所創発戦略センター
    エクスパート(農学) 三輪 泰史 氏
 株式会社日本経済新聞社編集委員 吉田 忠則 氏
 イオンアグリ創造株式会社代表取締役社長 福永 庸明 氏
 有限会社鍋八農産代表取締役 八木 輝治 氏
 トヨタ自動車株式会社アグリバイオ事業部主査 灘波 猛 氏

「農業と企業」研究会で、企業の農業参入、スマート農業を研究する一環として、これらに関係する大学教授、行政、企業関係者にご講演いただきました。

今回は、スマート農業を施策として推進する東海農政局と共催するとともに、中部圏イノベーション促進プログラム(一般社団法人中部経済連合会)の後援を受けて開催しました。

前半は、3人の講演者がそれぞれのテーマでご講演いただき、後半では「スマート農業への企業と農業法人等の取組み」をテーマに福島大学農学系教育研究組織設置準備室室長であり教授・農学博士の生源寺眞一氏をモデレーターとし、パネルディスカッションを実施しました。

中部圏は、ものづくりと農業がともに盛んな日本でもユニークな地域ですが、首都圏に比べスマート農業についての講演会などが少なく、貴重な情報提供の機会となりました。

当日は参加者192名と盛況であり、アンケートでも好評をいただきました。

講演録は、調査季報「中部圏研究」vol.206に掲載しております。

公益財団法人中部圏社会経済研究所 研究報告・定例講演会(第53回)

テーマ

研究報告会

1.「リニア中央新幹線の経済効果~中部圏経済白書2018より~」

2.「観光の経済効果について」

3.「インバウンド観光の現状と課題」

定例講演会

「改めて考える。観光による地域振興」

日付 2018年08月30日(木曜日)
会場

ホテルメルパルク長野 3階「白鳳」

講師

公益財団法人日本交通公社観光政策研究部長主席研究員 山田 雄一 氏

今回は長野市で開催いたしました。

研究報告会では、当財団の研究部主任研究員の難波 了一が「リニア中央新幹線の経済効果~中部圏経済白書2018より~」、同部研究員の須永 泰典が「観光の経済効果について」、企画調査部部長の鈴木 昭彦が「インバウンド観光の現状と課題」の報告を行いました。

定例講演会では、公益財団法人日本交通公社 観光政策研究部長主席研究員の山田雄一 氏が「改めて考える。観光による地域振興」をテーマに、日本社会を取り巻く状況や課題、アメリカなど世界の状況、ホスピタリティ産業が今後日本で観光による地域振興のリード役になるであろうことなど講演いただきました。

当日は、86名の方が熱心に聴講されました。

定例講演会の講演録は、調査季報「中部圏研究」vol.205に掲載しております。

シンポジウム 名古屋三の丸地区再整備の今後の展開に向けて

テーマ

名古屋三の丸地区再整備の今後の展開に向けて

日付 2018年06月06日(水曜日)
会場

名古屋都市センター 11階 ホール

講師

■再整備構想説明

 中部大学工学部教授 服部 敦 氏

■パネルディスカッション

<コーディネーター>

 金城学院大学国際情報学部教授 佐藤 久美 氏
<パネリスト>

 公益財団法人名古屋まちづくり公社

       名古屋都市センター長 奥野 信宏 氏

 名古屋大学減災連携研究センター長・教授 福和 伸夫 氏
 中部大学工学部教授 服部 敦 氏

 株式会社日建設計執行役員名古屋代表 山本 秀樹 氏

最初に、中部大学工学部教授の服部敦氏(三の丸地区再整備研究会座長)より、2017年度調査事業「三の丸地区再整備に関する調査研究」にて取りまとめた「提言:名古屋三の丸地区再整備の今後の展開に向けて~ポスト・リニア時代の核心を展望する~」について解説いただきました。

パネルディスカッションにおいては、パネリストから以下の意見が出されました。

 ・名古屋は東京、大阪とは違うものを志向すべき。
  三の丸地区を核として首都圏の代替機能をもった拠点づくりが重要である。
 ・民間の活力を利用した街づくりで新しい価値を創出したい。
 ・街の活性化には人の流れが大切である。
  栄から三の丸、名城までが分断されることなくつながることが必要となる。 
 ・三の丸地区に官庁機能を残すことが大震災発生後の日本のためになる。
 ・三の丸地区に武家屋敷を造れば映画ロケにも使ってもらうことができる等、サムライ化の発信につながる。

最後に、三の丸地区再整備について今後さらなる議論が期待されると服部氏より結びの言葉が述べられました。

当日は、166名の方が熱心に聴講されました。

中部社研 2017年度 航空・空港シンポジウム

テーマ

訪日外国人4,000万人時代に向けた航空情勢とセントレアの展望について

日付 2018年01月12日(金曜日)
会場

愛知県産業労働センター(ウインクあいち5階)小ホール1

講師

情報提供:「中部国際空港 セントレア 最近の話題」
中部国際空港株式会社取締役 近藤 正人 氏


基調講演1.「観光による地域活性化とセントレアの役割」

敬愛大学国際学部特任教授 廻 洋子 氏


基調講演2.「空港間競争時代の空港整備とセントレア」
日本大学理工学部教授 轟 朝幸 氏

最初に、中部国際空港株式会社取締役の近藤正人氏から「中部国際空港 セントレア 最近の話題」と題して、セントレアの近況に関する最新情報をご提供いただきました。

基調講演1.では、敬愛大学国際学部特任教授の廻洋子氏から「観光による地域活性化とセントレアの役割」と題し、基調講演2.では、日本大学理工学部教授の轟朝幸氏から「空港間競争時代の空港整備とセントレア」と題し、それぞれご講演をいただきました。

当日は、207名の方が熱心に聴講されました。

講演録は、調査季報「中部圏研究」vol.203に掲載しております。