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講演会・セミナー 2011年度

第42回定例講演会

テーマ 「これからの日本経済への処方箋」
日付 2012年2月6日(月)
会場 ウェスティンナゴヤキャッスル
講師 株式会社NTTデータ経営研究所 所長 齋藤 精一郎 氏
概要 「これからの日本経済への処方箋」と題し、定例講演会を開催しました。
齋藤氏は、今年の日本経済は、東日本大震災の復興元年で復興需要が出てくるものの、最近の家電メーカーの不調をはじめ、日本を支えてきた重化学工業なども先行きが見えない状況にあること、そして、今年も5つのリスク(ユーロ危機、新興経済の成長屈折、超円高の持続、税負担の増大、政治の漂流化)が経営にのしかかり、今後5~6年のうちに日本の企業が復活して、活力を取り戻さなければ、ギリシャのような危機に陥ると説明。
そして、この危機を突破する方策として、企業は今までの事業構造を抜本的に改革し、新しい事業構造を構築する以外にはないこと、また、「輸出立国」に代わる新たな経済立国モデルとして、アジアなどの新興経済で既存の日本の技術を活用してあげた利益を国内に持ち帰り、高度な製造・研究開発拠点をつくるという「両生型」の海外投資立国、そして地域活性化の観点からは「自立型」の地域経済圏の確立が不可欠であることを提言された。

 

航空・空港に関するシンポジウム

テーマ 「新しい航空ニーズの発掘に向けて~LCCその先にあるもの~」
日付 2012年1月30日(月)
会場 名古屋銀行協会 2階 201号室
講師

基調講演:東京工業大学大学院理工学研究科准教授  花岡 伸也 氏

パネルディスカッション:

 財団法人中部産業・地域活性化センター研究顧問  
 岐阜大学名誉教授               竹内 伝史 氏(モデレーター) 
 東海大学観光学部教授 泉  正史 氏 
 東京工業大学大学院理工学研究科准教授 花岡 伸也 氏 
 中部国際空港株式会社取締役執行役員 尾頭 嘉明 氏 

総括:三重大学名誉教授 伊藤 達雄 氏 

概要 近畿圏、首都圏で展開しているLCCを主眼に中部国際空港を中心とする中部広域圏の見通し及び航空ネットワーク拡充のあり方を議論し、国際拠点空港や航空交通の意義と役割を広く社会に普及・啓発することを目的に開催した。  

東京工業大学 大学院理工学研究科 国際開発工学専攻 准教授の花岡伸也氏によるアジアのローコストキャリアの展望と課題に関する基調講演では、LCCの基本が効率化の向上によって低い運航費用を実現し、低価格かつサービスが簡素化された航空輸送サービスを提供する航空会社であると聴講者に分かり易い説明が成された。さらに世界の航空自由化・オープンスカイ空港間の競争が激化している現況を紹介するとともに今後の我が国におけるLCCの展開、動向に加えオープンスカイ、大都市圏の空港、地方空港それぞれの経営のポイントついて所見を述べられLCCを正しく理解するには先ず乗って体験する事と締めくくった。
基調講演に引き続いてのパネルディスカッションでは、各パネリストからLCCの本質と
は何か、LCCとコミューターとの違い、LCCはどのようにして航空需要を掘り起こしてき
たか、トータル航空サービスシステム(レガシー+LCC+コミューター)の名古屋都市圏、中部広域圏における構築への展望と航空需要発掘の方策など活発な議論が展開された。

 

第7回シンポジウム・中部圏学

テーマ 中部圏の社会インフラの維持管理
日付 2011年12月5日(月)
会場 名古屋商工会議所
講師

基調講演:岐阜大学工学部社会基盤工学科教授 髙木朗義氏

報告:三菱UFJリサーチ&コンサルティング㈱ 副主任研究員 鈴木俊之氏

シンポジウム:岐阜大学工学部社会基盤工学科教授   髙木朗義氏

       中部大学客員教授、前名古屋市副市長  山田雅雄氏

       岐阜大学名誉教授、CIRAC研究顧問 竹内伝史氏

概要

岐阜大学工学部社会基盤工学科教授の髙木朗義氏による基調講演では、高経年化の進む道路インフラの現状とそれに対応するための岐阜県・岐阜大学の取り組みが紹介されました。さらに、当財団が昨年度実施した道路インフラに係るアンケート・ヒアリング調査の報告が行われた後、髙木氏に加え、中部大学客員教授の山田雅雄氏、岐阜大学名誉教授で当財団研究顧問の竹内伝史氏の3名による鼎談が行われ、道路を含め広く社会インフラ全般の維持管理に関するさまざまな観点からの議論が行われました。

 

第41回CIRAC定例講演会

テーマ 世界の潮流と震災復興への視座
日付 2011年11月1日(月)
会場 ウェスティンナゴヤキャッスル
講師 財団法人日本総合研究所 理事長 寺島 実郎氏
概要

寺島氏は、3月11日の東日本大震災について復興政策に対する示唆に富んだお話をされるとともに、注目が集まるシェールガスの開発状況など世界のエネルギー動向についても紹介されました。当日は約220名の方が熱心に聴講されました。

 

観光シンポジウム

テーマ 「観光産業の新しい方向~観光品質を向上させ、さらなるインバウンド拡大を~」
日付 2011年8月5日(金)
会場 ウインクあいち
講師

【基調講演】

 「訪日中国人観光客の動向と日本のインバウンド政策に望むこと」

  講  師 :王  軍  氏

       (中華人民共和国駐名古屋総領事館首席領事)

【パネルディスカッション】

 「観光品質基準の意義と我が国への導入可能性」

  パネリスト:森川 敏育 氏

        (桜花学園大学観光総合研究所所長)

        堀  泰則 氏

        (高山商工会議所副会頭)

        井口 智裕 氏

        (雪国観光圏事務局プランナー)

  コーディネータ :井門 隆夫 氏

           (株式会社井門観光研究所代表取締役)

概要

当財団が2008年度から継続して調査研究を行っている「観光品質基準」に関する研究成果を報告することに加え、観光品質基準に基づく宿泊施設の評価制度を導入する必要性について、多くの方々にご理解いただくことを目的に開催したものです。

 王首席領事の基調講演では、中部地域への中国人観光客をさらに誘客するため、名古屋総領事館として、当地域がピンポン外交発祥の地であること、中国人に人気のある徳川家康生誕の地であること、また、日本におけるモノづくりの中心地であるとともに環境管理面でも先進的な地位を占めていることなど、当地域の特色を中国国内向けに積極的にPRしているいう紹介がありました。また、両国間の交流をさらに促進するため、我が国としては、ビザ発給要件のさらなる緩和や中国人の習慣を考慮した接遇の改善が必要であるとともに、中国で実施されている宿泊施設の評価制度を日本でも導入し、その情報を分かりやすく公開していくことが、中国人観光客の利便性につながる、との期待を述べられました。

 続くパネルディスカッションでは、コーディネータの井門氏から、宿泊施設の評価制度は、かつて経済産業省や国土交通省の実証事業として試行されたものの、根強い反対論のために実現をみなかったという紹介があった後、当財団の調査研究に参画いただいた森川氏と堀氏から、ニュージーランドのクォールマーク制度をモデルに、日本旅館を対象にして訪日外国人旅行者向けの品質基準を策定した研究の経緯と、その品質基準を高山市内の旅館数軒で適用した実証研究を行っての評価や課題について紹介がありました。さらに、新潟・群馬・長野の3県にまたがる雪国観光圏の井口氏からは、宿泊業界の将来を考えると、評価制度とそのベースになる品質基準はどうしても必要であり、雪国観光圏が今年度実施する旅館・民宿を対象にした評価と外国人向けのプロモーションをモデルケースとして、他の地域との連携も図りながら制度の普及に向け尽力していきたい、との話がありました。  

 

CIRAC研究フォーラム

テーマ 「データで読む中部」
日付 2011年5月20日(金)
会場 ウインクあいち
講師

(第1部)講演:データで読む中部経済

    三菱UFJリサーチ&コンサルティング 内田 俊宏 氏

 ・対談:中部圏地域間産業連関表の今後の活用方策

     中京大学教授 山田 光男 氏、MURC 内田 俊宏 氏

(第2部)産業連関表の専門家・研究者及び行政の統計担当者向け

 ・報告:中部圏地域間産業連関表について 当財団研究員 野崎 道哉

 ・基調講演:“Spillovers from economic development: an interregional

 perspective”

     イリノイ大学教授 Geoffrey J. D. Hewings 氏

 ・パネルディスカッション:地域間産業連関表の作成と活用

  コーディネータ:当財団フェロー 井原 健雄

  パネリスト:中京大学教授 山田 光男 氏、近畿大学助教 入江 啓彰 氏

   経済産業省研究官 新井 園枝 氏、イリノイ大学教授 Geoffrey J. D. Hewings 氏
概要 この研究フォーラムは当財団がこのほど作成した「中部圏地域間産業連関表2005年版」の完成報告のため開催したもので、講演会及び地域間産業連関表の意義と活用についての報告・パネルディスカッションを実施し、参加者による活発な意見交換が行われました。